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消費者金融からの融資でも総量規制の対象にならないビジネスローン

 会社経営というものはいつの時代でも大変なのもで、事業主は常に資金繰りに頭を悩ましていると言えます。
取引先への支払いが厳しくなったときや、さらなる事業拡大を計画したときなど、やはり大きな問題となるのが資金繰りです。
そのために融資を受ける事業主はけっこう多い。
こうした資金繰りの問題は、何も法人だけではなく個人事業主も同じことで、精神的な負担になります。
資金繰りが順調にいかないで事業の一大ピンチとなるケースも実に多いです。
そういう会社はこれまでに数えきれないほどあったし、今現在でも路頭に迷っている事業主は少なくはないでしょう。
それだけビジネスとお金というものは切っても切れない関係にあるわけです。
しかし、だからと言って諦めてしまう事は簡単ですが、そうではなく、何とか持ち堪えようとする人も多いのが実状ではないでしょうか。

 こうした資金繰りで悩んでいる多くの事業主が活用している融資手段があります。
それがビジネスローンというもの。
このローンは個人を対象にした融資ではなく、あくまでも法人や個人事業主だけが利用できる専門ローンです。
そして、このローンを取り扱っているのは公的機関を始め、様々な消費者金融になります。
どちらも同じビジネスローンなのですが、融資を受ける条件や内容は同じではありません。
どちらかと言えば、今は公的機関よりも消費者金融のビジネスローンを利用する事業主が多いのではないでしょうか。
その理由はやはり両者の融資を受けるための条件や内容にあります。
たとえば、審査で言えば、公的機関よりも消費者金融の方が早いという事こと。
また、公的機関だと審査基準がなかなか難しいということもあります。

 このビジネスローンの特徴はいろいろとありますが、中でも総量規制の対象にならないという事が大きな特徴であり、そこが魅力でもあります。
総量規制というものは消費者金融から融資を受けるときに貸金業法で定められている制度のことです。
銀行はその対象にはなりません。
どういうものかと言えば、年収の3分の1を超える貸付はできないというもので、これは利用者の返済能力を超えた貸付を防止するために定められた規制となります。
キャッシングなどの個人を対象にした融資では必ず対象になるわけです。
総量規制の対象となる消費者金融会社からビジネスローンを利用する場合でも、これは対象になりません。
ですから一定の条件を満たせば年収の3分の1以上の借り入れすることができるわけですから、事業には最適な融資となります。